レビトラには併用禁忌薬があります

レビトラは即効性のあるED治療薬ですが、服用者の9割以上に軽微なめまいなどが現れます。
めまいなどの症状は基本的に軽く、数時間経過すれば回復するので問題はありません。
ただし硝酸剤や抗ウイルス薬、抗真菌薬、抗不整脈薬などは併用禁忌とされているので注意が必要です。
レビトラは血管を拡張して海綿体への血流を増やすことでペニスを勃起させます。
血管が拡張されると血圧が低下しますが、硝酸剤は過度に血圧を低下させる可能性があります。

硝酸剤と同様に、慢性血栓塞栓性肺高血圧症の治療薬も血圧を過度に低下させる医薬品です。
男性のペニスが勃起するためには、平滑筋が弛緩して海綿体に血液が流入する必要があります。
平滑筋を弛緩させる物質はサイクリックGMPと呼ばれます。
サイクリックGMPが増加すると平滑筋が弛緩してペニスが勃起しますが、PDE5と呼ばれる酵素がサイクリックGMPを壊すため射精後に勃起が終了します。
ペニスの勃起はサイクリックGMPとPDE5によってコントロールされています。

PDE5が過剰に増えるとサイクリックGMPが少なくなりペニスが勃起しなくなります。
レビトラはPDE5を阻害してサイクリックGMPを増やしペニスを勃起させますが、血管が拡張されるため血圧が低下します。
慢性血栓塞栓性肺高血圧症の治療薬を飲み合わせると、サイクリックGMPの血中濃度が上昇して症候性低血圧を生じる可能性があります。
硝酸剤や慢性血栓塞栓性肺高血圧症の治療薬は過度に血圧を低下させる可能性あり危険なので、レビトラと飲み合わせることができません。

レビトラを服用する場合に注意が必要なのは、グレープフルーツやザボン、ハッサクなどフラノクマリン酸を含む食品です。
フラノクマリン酸は薬物代謝に関係のあるシトクロムP450という酵素の働きを阻害します。
そのためレビトラの血中濃度が高まり、めまいなどが強くなります。
フラノクマリン酸は主にグレープフルーツなどの柑橘類に含まれていますが、レモンやカボスなどには含まれていません。
併用禁忌とされる抗ウイルス薬や抗真菌薬も、レビトラの血中濃度を高める働きがあります。

レビトラとの飲み合わせが禁止される抗ウイルス薬はHIVの治療に使用されるものです。
また抗真菌薬は内服タイプで、水虫などによる感染症の治療に使用されます。
抗不整脈薬はレビトラと飲み合わせると心臓の動きに異常をもたらす可能性があります。
併用禁忌薬を使用している場合はレビトラを服用できません。安全にED治療を行なうには医師の指導を受ける必要があります。

レビトラと併用禁忌薬を服用する体にどんな影響が?

レビトラを服用すると血管が拡張されて血圧が低下するため、服用者の9割以上に軽微なめまいが生じます。
また頭部や鼻の粘膜、消化管などが充血し頭痛や顔のほてり、鼻詰まり、消化不良などが生じます。
いずれも症状は基本的に軽微なので問題はありません。
ただしグレープフルーツなどフラノクマリン酸を含む食品や、併用禁忌薬を摂取した場合にはめまいなどが強くなるので注意が必要です。

レビトラには一緒に服用できない医薬品がありますが、さらに健康状態によって服用できない場合も存在します。
まずレビトラの成分に対して過敏症の既往歴がある場合やQT延長症候群の場合には服用できません。
QT延長症候群とは心筋細胞の電気的な回復が延長することで発症する病気です。
発作がない場合の心機能は正常ですが失神の原因となったり、致死性不整脈となる場合もあります。
6か月以内に心筋梗塞や脳梗塞、脳出血の既往歴がある場合も服用できません。

重度の肝機能障害や血液透析が必要な腎障害、不安定狭心症、網膜色素変性症の場合も服用が禁止されます。
レビトラは血圧と関係のある医薬品ですが、低血圧や高血圧の場合には適切な治療を受けて薬でコントロールされていれば服用できます。
硝酸剤など併用禁忌とされている医薬品を使用している場合や、心臓や脳などに障害がある場合には医師に相談する必要があります。
レビトラには5mgと10mg、20mgの錠剤が存在します。一般的な病院では10mgか20mgの錠剤を処方してもらうことができます。

併用禁忌とされる硝酸剤には飲み薬の他にも舌下錠や貼り薬、吸入薬、注射、塗り薬、スプレーなどがあります。
いずれもレビトラと併用すると過度に血圧を低下させる可能性が存在します。
慢性血栓塞栓性肺高血圧症の治療薬も、同様に血圧を低下させる働きがあります。
HIVの治療薬である抗ウイルス薬は、レビトラの血中濃度を上昇させるため服用できません。
内服タイプの抗真菌薬のうち一定のものは血中濃度を上昇させる場合があります。
抗不整脈薬にも心臓に異常をもたらすものが存在します。

硝酸剤や慢性血栓塞栓性肺高血圧症の治療薬、HIV治療薬である抗ウイルス薬はレビトラとの併用が禁止されます。
内服タイプの抗真菌薬と抗不整脈薬は一定のものが併用できません。
他の病気を治療するために何らかの医薬品を使用している場合は、病院で医師に相談するのが合理的です。
医師に相談する際には、使用している医薬品の名称を明確にする必要があります。

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